わが愛すべきゲーム自分史(12)1985年・13歳  ~ 頭脳ゲームへの興味 ~

中学入学後はある程度デジタルゲームと距離を置いた生活を送っていたのが、一方で、アナログな頭脳ゲームへの興味が芽生えていった。
将棋は父に教わって、ルールや矢倉・棒銀などの基本的な形を覚えたが、5級くらいのレベルで止まった。
(無謀にもデパートの子供大会に出場し、有段者にコテンパンにされて心が折れたのだが、今思えば、頭の柔らかいこの時期にしっかり取り組んでいればよかったと思う。)
ほかにも、囲碁百人一首などもひととおり触れたが上達はしなかった。ただ、知識を得るという点では良かったと思う。

 

そんななか、オセロだけはそこそこ勉強した。 オセロの対局のイラスト
「中盤まで自分の石を少なく保つ」「相手に自分を囲ませる(内側にえぐり込むように打つ)」の2つだけでクラスでは無敵になった。そのあとは本を買い、序盤定石や手止まり、偶数理論などを少しかじったところ、初段レベルまで強くなることができた。
※ 自分の強さを確認したのは大人になってから。また、連盟に段位申請はしなかったので、正確には1級。

 

中学生の頃はインターネットなど当然ないため、液晶ゲームが対戦相手になってくれた。

● オセロタイニー(ツクダオリジナル
オセロの電子ゲームは80年代初頭からあったようだが、初めて1万円を切りお手頃感が出てきたので、小遣いを貯めて買った。
レベルが2種類あり、初級は楽勝なのだが、上級になるとそれなりに手応えがあった。理論をマスターするにつれて勝率が上がっていくのは楽しかった。学校の宿泊学習にこっそり持って行って友達と対戦もしたと思う。


クラスのなかには、麻雀を覚える人もいた。
教室の後ろの席で、こっそり「パーフェクトマージャン(バンダイ)」をやっている人もいたなあ。