ゲームの「やりこみ要素」と実績システムの存在

1ヶ月近くブログ更新をサボってしまった・・・。それもこれも「ロストジャッジメント」が面白すぎるため。 4日間ぶっ通しでメインストーリーをクリアしたことは以前に書いたが、その後も、ユースドラマ(高校を舞台にしたアナザーストーリー)に約10日か…

わが愛すべきゲーム自分史(33)1992年・20歳  ~ 元祖箱庭シミュレーション「シムシティ」 ~

当時、この年(と言っても20歳そこそこだが)まで様々な種類のゲームを楽しんできたなかで、反射神経系のゲーム(アクション、シューティング)よりも、物語性があって長時間考えるゲームに好みが定まってきた。 しかし、ここまで「シミュレーションゲーム…

わが愛すべきゲーム自分史(32)1992年・20歳  ~ 2年遅れのスーパーファミコン ~

20歳を迎えても特に感慨はなかったが、大学も3年生になれば専門課程に進むし、就職活動も少しずつ意識するようになり、それまでのように無邪気に時間を浪費して遊ぶことは少なくなった。また、長男ということもあり、Uターン就職の可能性は一応残してお…

4日間でロストジャッジメント完走しました(ただしメインストーリーのみ)

公務員なので、おかげさまで年末年始はカレンダーどおりの6連休をもらえた。一人息子は高校受験を控えているので、お出かけ・帰省等もなく、本当にヒマななか、steamセールで購入したまま積みゲーになっていた「ロストジャッジメント」を12月28日夜に開始。…

わが愛すべきゲーム自分史(31)1991年・19歳  ~ ストⅡとの出会いと諦め ~

1991年のアーケードゲーム最大のヒット作が「ストリートファイターⅡ」であることは論を俟たないだろう。私がゲームの常宿にしていたボウリング場や過疎ゲーセンにも導入され、私も、高校時代の初代は見る専門だったが、今回は何度かプレイし、「キャラク…

わが愛すべきゲーム自分史(30)1991年・19歳  ~ 何度でも語れるドラクエ音楽の素晴らしさ ~

話をドラゴンクエストに戻すと、ファミコンではⅢ・Ⅳも楽しんだ。結構陰鬱なストーリー展開(例:オルテガの最期、シンシアのはねぼうし)など、語りたいポイントは多いが、ネット上にコメントはいくらでもあるので省略します。 ここでは、すぎやまこういち氏…

わが愛すべきゲーム自分史(29)1991年・19歳  ~ クソゲー以上良作未満 ~

1980年代後半~90年代初頭はファミコンソフトがたくさん世に出た時代で、後世に残る名作もあれば、後世に語り継がれるクソゲーもあった。しかし実際には、このどちらにも属さないような「微妙に面白くない」「微妙に操作性が悪い」「でもネタとしては…

暗号通貨の入門書を読んだ感想  ~ お金の未来(講談社現代新書) ~

メタバースの本を読んだ次は,暗号通貨やブロックチェーンについてもう少し入門書が読みたくなった。 といっても,技術や理論はどうせチンプンカンプンだから,ブロックチェーン技術がこれからの社会をどのように変えていくか考察する本を探して,手に取った…

わが愛すべきゲーム自分史(28)1991年・19歳  ~ 外れクジ(クソゲー)を引くのも経験値 ~

推理アドベンチャーゲームに興味を持ち、もう1本遊びたくなった。そこで、タイトルだけ見て買ってしまったのがこれ。 ● シャーロックホームズ 伯爵令嬢誘拐事件(トーワチキ) 結論だけ言うと、人生初の「金を出してつかまされたクソゲー」となりました。そ…

わが愛すべきゲーム自分史(27)1991年・19歳  ~ 名作推理アドベンチャー「オホーツクに消ゆ」 ~

ミニゲームの話を書きながら、「そういえば、ゲーム内ミニゲームのはしりって何だろう」と考えてみた。ドラクエⅣのカジノあたりかなと思っていたが、「あ、あれがあった」と思い出した。****************** 大学2年生になり、初期(19…

龍が如くシリーズのミニゲームは「新しい世界を知るきっかけ」と思って遊んでほしい

2年前にノートパソコンを買い替えるときゲーミングPC(エントリーモデルだが)にして,キャンペーンでもらったドスパラポイントをすべてSteamウォレットにした。 1000円強で何の気なしに購入した「龍が如く0」が沼にハマったきっかけ。気が付けば半…

わが愛すべきゲーム自分史(26)1991年・19歳  ~ 麻雀牌ソリティア「上海Ⅱ」 ~

この時期、ゲームセンターでよく遊んだパズルゲームがもうひとつ。 ● 上海Ⅱ(サンソフト) maedahiroyuki.com もともとはMacパソコンに付属したゲームだったらしいが、私は大学の授業以外でパソコンに触れたことはなかったので、そんな経緯は知らない。ア…

わが愛すべきゲーム自分史(25) 1991年・19歳  ~ 暑さをしのぐゲームセンター ~

1990年代の学生向けアパートは,エアコンなどないのが当たり前だった。最初の夏は扇風機1台でしのぎ切ったが,戸建て住宅と違って風通しも悪いので,2年目の夏はもう少し賢く過ごそうと考えた。実家に1~2週間帰省したところで,大学生の夏休みは長…

メタバース関連書籍2冊 感想

16日(金)に,5回目のワクチン接種をした。毎回,副反応はそこまで強くはないのだが微熱は出るので,週末を選んで接種。果たして,昨日は倦怠感のなか終日家で過ごすことになり,何をする気力もないので,ブログの毎日更新も途絶えた。気を取り直して,…

夜明け前の水戸駅(今日は南口から)

12月16日 AM6:15

わが愛すべきゲーム自分史(24)1990年・18歳  ~ ファミコン名人戦(将棋) ~

頭脳ゲームに関しては、将棋への興味も弱いながらに続いており、こちらも「気を遣わない相手」としてファミコンの将棋ソフトを購入することにした。 ● ファミコン名人戦(SNK) まず最初の感想が「えっ? 強くないの?」そもそも、理数系にとことん弱い私…

わが愛すべきゲーム自分史(23)1990年・18歳  ~ 田村光昭 麻雀ゼミナール ~

大学生の娯楽の筆頭格と言えば麻雀だが、私はルール程度しか知らなかったし、友人からもメンツが足りない時だけ声がかかる程度で、そこまでのめり込みはしなかった。そうは言っても、暇つぶし程度には遊びたいのと、コンピュータ相手なら気を遣うまいという…

わが愛すべきゲーム自分史(22)1990年・18歳  ~ ドラゴンクエストへの道 ~

順番が逆になったが、次に挑戦したのが初代ドラゴンクエスト。期待にたがわぬ面白さで、2日くらいで一気にクリアした。 この超有名な作品について、いまさら浅い感想など書いても意味はないだろう。それよりも、コンピュータ環境が今とは比較にならない19…

わが愛すべきゲーム自分史(21)1990年・18歳  ~ ドラクエ2後編・落とし穴無間地獄 ~

5つの紋章を手に入れ、邪神の像を掲げて、挑むはハーゴンの待つロンダルキアへの洞窟。 このダンジョンの鬼畜度合いは、数多のサイトで言及されているので今さら感満載なのだが、ゲーム人生最大のトラウマ体験なので、やはり多少は触れておきたい。 ・5階…

夜明け前の水戸駅

12月12日 6時15分 バスの車中から

わが愛すべきゲーム自分史(20)1990年・18歳  ~ ドラクエ2前編・海で迷子になる ~

ファミコンの1人プレイは、中3時にストップしたままのドラゴンクエスト2から始めることにした。 (1から始めなかった理由はよく覚えていない。たまたま2が売っていたからか、2のストーリーのほうが気になっていたからか・・・)ムーンペタで話しかけた…

わが愛すべきゲーム自分史(19)1990年・18歳  ~ 6畳一間のゲームセンター ~

ファミコン本体と同時に購入したのは、当時でもすでにレトロゲーム化していた初期タイトル。しかし、心の空白を取り戻すには、まずここから始めたかった。これが、思わぬ形で奏功することになる。 大学1年は教養課程なので、学部の違いに関係なく、サークル…

わが愛すべきゲーム自分史(18)1990年・18歳  ~ リアル世界でファミコンGO ~

親との取り決めで、学費+家賃は仕送りで賄うが、それ以外の費用はアルバイトで捻出することにした。これでも十分すぎる待遇。両親(ともに他界)には感謝しています。 5月には週2回のアルバイトも決まり、時間的にも金銭的にも少し余裕が出てきた。もとも…

わが愛すべきゲーム自分史(17)1990年・18歳  ~ 続・大学デビューはボウリング場 ~

大学サークルの友人とボウリング場で遊んだ話の続き。 それでは【ビデオゲーム編】。 ● アドベンチャークイズ カプコンワールド(カプコン) アドベンチャークイズ カプコンワールド - Wikipedia クイズを解きながら、すごろく形式で各ワールドを転戦し、ボ…

わが愛すべきゲーム自分史(16)1990年・18歳  ~ 大学デビューはボウリング場 ~

1990年4月、無事に大学に現役合格することができた。上京したとはいえ、キャンパスは23区外の多摩地域で、都会でも田舎でもない町の風景は高校時代と大差なく、独り暮らしの生活もすぐに慣れた。 大学ではクイズサークルに所属し、こちらでも徐々に友…

わが愛すべきゲーム自分史(15)1987年・15歳  ~ 高校時代はゲーム空白期 ~

高校の3年間は、ほぼゲームと無縁の生活を送った。普通に勉強もしながら、校内新聞づくりなどの課外活動や、友達と高校生クイズに出場する(当時は天文学的な倍率で、すぐに失格した)など、それなりに楽しく過ごしていたので、別に不満を持っていたわけで…

わが愛すべきゲーム自分史(14)1986年・14歳  ~ ファミコン発展期は不完全燃焼 ~

中3になった頃、一時的に親しかった友人のところで、何度かファミコンを遊ばせてもらったことがある。80年代後半になると、ファミコンにもストーリー性のあるゲームや、芸能人の名前を冠した企画もののゲームが登場してきた。そうなると、遊ぶ方も相応に…

わが愛すべきゲーム自分史(13)1985年・13歳  ~ 読むRPG「ゲームブック」 ~

今から書くテーマはデジタルゲームではないのだが、その系譜に連なるので、この自分史の中で書くことにする。 1985年前後、日本では「ゲームブック」がブームになり、本屋では平積みのベストセラーが多く出版された。日本の作家による作品もあったが、人…

わが愛すべきゲーム自分史(12)1985年・13歳  ~ 頭脳ゲームへの興味 ~

中学入学後はある程度デジタルゲームと距離を置いた生活を送っていたのが、一方で、アナログな頭脳ゲームへの興味が芽生えていった。将棋は父に教わって、ルールや矢倉・棒銀などの基本的な形を覚えたが、5級くらいのレベルで止まった。(無謀にもデパート…

わが愛すべきゲーム自分史(11)1983年・11歳  ~ ファミリーコンピュータ登場 ~

1983年(昭和58年)、小6になると同時に、小3まで過ごした家に引っ越して戻った。これ以降、大学進学・転勤・結婚などでの転居はあっても、実家は茨城に定着する。 そしてこの年、ついにテレビゲーム史の金字塔「ファミリーコンピュータ」が発売され…