わが愛すべきゲーム自分史(11)1983年・11歳  ~ ファミリーコンピュータ登場 ~

1983年(昭和58年)、小6になると同時に、小3まで過ごした家に引っ越して戻った。これ以降、大学進学・転勤・結婚などでの転居はあっても、実家は茨城に定着する。

 

そしてこの年、ついにテレビゲーム史の金字塔ファミリーコンピュータが発売された。
が、前述のとおり我が家はテレビゲームNGだったため、近所の子の家で一緒に遊ばせてもらった。(A・Bボタンが四角いゴム製の、本当の初期出荷バージョンだった)

 

何よりもまず、ドンキーコングがアーケードとほぼ遜色ないクオリティでプレイできるということに大変な衝撃を受けた。
※ 厳密には、2面目(50m)と一部のデモ画面が省略されていた。
※ といっても、自分が知っていたのはコピーゲームの「クレイジーコング」だったのだが・・・

 

ほかにもドンキーコングJr」「マリオブラザーズ」「ベースボール」などの最初期の名作を遊ぶことができた。
しかし、所詮は他所の家なので、やり込んで上達するには程遠い環境。中学入学後はこの子の家にも行かなくなり、しばらくの間テレビゲームに関する関心は薄くなっていった。


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大幅に未来へタイムスリップするが、ニンテンドークラシックミニ・ファミリーコンピュータと、ニンテンドー3DSファミコンリミックス・ベストチョイス」を購入し、当時はプレイできなかった任天堂の初期タイトルに触れたのだが、半端なく面白かった。やはりゲームの面白さの本質は、ハードの性能よりもアイディアの秀逸さと難易度のバランスにあるのだと再認識した。
小中学生時代の自分に戻ってバルーンファイト」「エキサイトバイク」「パンチアウトを当時の感性で楽しみたかったと思う。
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