わが愛すべきゲーム自分史(14)1986年・14歳  ~ ファミコン発展期は不完全燃焼 ~

中3になった頃、一時的に親しかった友人のところで、何度かファミコンを遊ばせてもらったことがある。
80年代後半になると、ファミコンにもストーリー性のあるゲームや、芸能人の名前を冠した企画もののゲームが登場してきた。
そうなると、遊ぶ方も相応に腰を入れて長時間プレイしないといけないのだが、なにぶん「お客様」なので、どれも中途半端になってしまった。

 

ドラゴンクエスト   

マイラの村に到着した辺りでストップ。謎解き要素もここまでは殆どなく、不完全燃焼。


ドラゴンクエスト
サマルトリアを突破し、ムーンペタの町で犬に話しかけた辺りでストップ。


たけしの挑戦状
日本ゲーム史上に燦然と輝く「キングオブクソゲー」だが、私は「社長を殴る」「2Pコントローラーのマイクでカラオケを歌う」辺りまでしか遊んでいないので、なんかアナーキーなゲームだな程度の感想しかなかった。
はるか後になってホームページに載っている攻略情報を読み、その深遠なクソゲーっぷりを知るに至ったが、「やりたかった」というより「やらないで良かった」という思いのほうが強かった。


中3も後半になれば受験勉強一色になり、その友人の家にも行かなくなった。
そして、ファミコンに関しては、18歳で大学に入学し独り暮らしを始めるまで、全く情報がアップデートされなくなるのでした。
(ただ、ドラクエだけは「いつか絶対に続きをやるぞ」という意志を持っていた。これが、のちの大学生活に大きな影響を及ぼすことになる)