わが愛すべきゲーム自分史(20)1990年・18歳  ~ ドラクエ2前編・海で迷子になる ~

ファミコンの1人プレイは、中3時にストップしたままのドラゴンクエストから始めることにした。

(1から始めなかった理由はよく覚えていない。たまたま2が売っていたからか、2のストーリーのほうが気になっていたからか・・・)

ムーンペタで話しかけた犬が王女であることは察しがついていたので、4年越しに魔法を解いて仲間になったときは感慨深かった。

魔法使いのイラスト(女性)

 

その後も順調に進み、ルプガナで船を手に入れて海に出たのだが、そこから何をしたらよいか分からなくなった。

実質初めてのRPGであるうえ、当時のファミコンソフトはヒントも少なかった(それでもドラクエは相当親切な方だと後で知ったが)。
なんとか手当たり次第に世界をめぐっていったが、5つ目の紋章がどうしても手に入らない。

今はネットに攻略サイトが無料で落ちているが、当時は攻略本を購入するしかなかった(ファミコン雑誌も、ネタバレになるため序盤しか解説しないのが通例)。
当時の私はなぜか「攻略本を買ったら負け」と思っていたので、無駄にレベルを上げながら海を彷徨っていた。

そこへ助け舟を出したのが、自宅ゲーセン仲間の友人。
私のパラメータを見るや一言 「大灯台に行ってないじゃん」 ・・・!?

なんと、海に出たらすぐに行けた離れ小島の存在を見落としていたのだ。
(「同じ人が何度探しものをしても、同じところを見逃す」というセリフが推理小説にあるとか。古畑任三郎も言っていたような・・・)

それからようやく大灯台を攻略。レベルを上げすぎたので、いやあ楽だこと楽だこと。

 

(後編に続く)